2013.2
よそもの、わかもの、元気者による復興に向けた取り組みを紹介。Uターンで事業を始めた方、Iターンで住まいながら事業を進めている方、積極的に市外の団体と組んで事業を拡げている方の事例を紹介し、参加者も含めて、そうした取り組みにどの様に関わりうるかアイディアを交わし合う場となった。
2012.9~2013.3
被災の記憶や災害経験の継承を目的とし、写真や被災体験などをアーカイブする事業で、陸前高田や大船渡での記録収集を行う。住民参加型ワークショップや被災者による語り部、住民ディレクターによる撮影などを通じて、被災の記憶や記録などを収集、現在上記ホームページで公開中。
2012.9~
9月27日に「陸前高田・今泉地区 明日へのまちづくり協議会」を設立(後に一般社団法人化)。今泉地区の住人の方々とともに住人主体のまちづくりを市とも協議しながら推進中。2013年6月には、住民たちの手でコミュニティカフェを作るワークショップを計画。
2012.秋
陸前高田の授産施設「あすなろホーム」と「スワンベーカリー」による商品開発・販売支援 陸前高田の社会福祉法人燦燦会あすなろホームさんと、銀座に本社のあるソーシャルビジネス事業者株式会社スワンベーカリーさんによるコラボ商品「あすなろマドレーヌ」の開発と販路開拓をサポート。 現在、陸前高田のお土産商品として物産センターなどで販売中。
2012.8
夏休み、3泊4日で東京の小学校5年生(小3・中1各一人を含む)24名と明治学院大学の学生ボランティア・ 10名が陸前高田を訪れる、「かわいい子には旅をさせよ」ツアーを開催。陸前高田広田地区の長洞元気村さんにも受入団体として協力いただく。
2012.7~2013.3
全国から被災地へ、被災地から全国へ、約140名のインターン生を派遣。現在も西日本や東京、仙台や盛岡から参加した学生たちは、その後もたびたび被災地を訪れている。
2012.7~9
若手市職員と、事業者の若手が毎回約20名集い、陸前高田の未来について車座になって意見を交わす場。雇用の実態や、中小企業の実態など情報共有、意見交換を行った。
2012.7
ソーシャルビジネス・ネットワークとともに、2日間にわたるイベントを開催。地元団体によるまちづくりプランの発表や、テーマに分かれての議論、パネルディスカッションのほか、ヨガやバンド演奏などのプログラムも。被災地ツアーや、「けんか七夕太鼓」の披露、地元の食を囲んでの懇親会などに述べ300名が地元、そして関東方面からも参加。
2012.5~2013.3
陸前高田および、盛岡、釜石、大船渡、気仙沼などで、60社の起業を支援(内閣府「復興支援型地域社会雇用創造事業」)。当事業から、新規出店や商品開発、ウェブサイトの開設や、ネット販売プログラムの立ち上げなど、被災地に新たな事業が生まれた。
2012.4~2013.3
セルフビルドで環境配慮型廃棄が可能な、組み立て式の木工内装材。自由な間取りが実現できるスケルトンハウス(間仕切りのない構造体だけの家屋)の商品化。サプライチェーンの開発などを行う。運搬コストの削減、体制づくりによるサプライチェーンの効率化が必要不可欠。まずは今泉地区でのコミュニティカフェ建設をきっかけに、体制づくりとプロトタイプ製品の開発・試験販売を通じて小さな成功モデルを作ることに挑戦していく。
2012.2~
株式会社ベネッセコーポレーションより「オンライン校正」業務を受注。大船渡のパソコン教室を通じ、被災した方々に、在宅で出来るテレワークによる仕事を依頼。現在5名が業務を担っている。被災地の雇用創出だけでなく、仕事を担う方の誇り・やりがい、働くことの喜びにも。
2012.2
合宿型で経営について学ぶSBN主催のプログラム「ソーシャルビジネス経営塾 in 陸前高田 〜被災地に学ぶ連携と創造のあり方-ソーシャル・プロデュース力強化合宿〜」を開催。東京および地元の人々が参加。慶應ビジネススクールの"ケースメソッド"による学習プログラムのほか、株式会社いろどり横石社長と語る「夜塾」などを実施。
2012.1~2
市民約20名、市外から約10名が集い、「なつかしい未来」という言葉から連想することや、陸前高田らしい商品、サービス、活動のアイディアを出し合うワークショップを2回にわたり開催。ファシリテーターは青木将幸。 ここから、後に実現されるツアー企画「かわいい子には旅をさせよ」や、2013年6月末に実現する今泉地域での積み木ハウスづくりの原案が生まれた。
2012.1
東京・六本木で2日間にわたり行われた、ソーシャルビジネス・ネットワークの主催イベント「東北復興緊急ギャザリング」に、協力団体として参画。 陸前高田市から久保田崇副市長、気仙地域から約10名の中小企業事業者が出席。約140名が参加。『幸せの経済学』ヘレナ・ノーバーグホッジ氏によるキーノート・スピーチや、ほぼ日刊イトイ新聞糸井重里氏による「"白熱教室"東北はこうなりたい! 〜私たちが語る東日本大震災〜」、代表田村による「なつかしい未来宣言」などのプログラムが行われた。
2011.11
社会福祉法人 陸前高田市保育協会とともに、公益財団法人ヤマト福祉財団の「東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金」助成のための資料作成を行い、無事採択される。2012年3月に新保育園が完成し、現在子どもたちは本設の保育園に通っている。
2011.11~12
林業に関係する若手事業者が集い、森林資源の有効活用について調査検討を行う。地域内に経済循環を生む木質燃料や、木材の製品化などの協議の場を形づくる。
2011.10~112
現在、なつかしい未来創造株式会社の別プロジェクトとして、陸前高田未来商店街組合が運営する「陸前高田未来商店街」。この立ち上げに関わり、店舗として活用するコンテナ入手のためのコーディネーションや、事務局を担う人材の募集などを行う。
2011.7~9
まちをつくっていくための復興構想会議を開催。6回にわたり、自然エネルギーや被災の記憶の残し方、ファンド形成などについて、多様な分野の専門家を招き意見を交わした。
最終的に構想をパースにし、市長に提案(「こんなまちになったらいいな、陸前高田」)。なつかしい未来創造株式会社が設立されたことについても触れる。
2011.6~9
追って「なつかしい未来創造」を形づくる陸前高田のメンバーと東京のメンバーが、初めて一緒に取り組んだ被災地インターンシップ事業(2011年度内閣府「地域社会雇用創造事業」)。およそ3カ月間にわたり、九州・四国・広島から約90名のインターン生が、陸前高田・気仙沼に訪れた。