葬儀屋おすすめランキング

葬儀屋おすすめランキング

このサイトでは葬儀屋をお探しの方のために優良で安心、明朗会計な葬儀屋おすすめ順にランキングしています。
ご逝去から葬儀までの間は平均4〜5日しかないと言われており、いざご家族が亡くなると悲しみで正常な判断ができない場合が多いと思います。

ご家族のそのような状態につけ込み、相場以上に高額な葬儀費用を請求する悪徳な葬儀屋が存在するのも事実です。
また、費用は抑えたいものの、故人とのお別れを立派に執り行いたい、という思いは誰しも持っていることでしょう。

悪徳な葬儀屋を避けつつ、ご自身及びご家族のご予算、状況に合わせて最適な葬儀屋を選ぶためにも、可能であればご存命のうちから複数社の見積もりを取り、比較や検討をしていくことをおすすめします。

高額請求や予期せぬトラブルに見舞われないよう、葬儀屋の選び方も解説しますので、ぜひご参考ください。

時間がない人は...

「小さなお葬式」がおすすめ

ご家族が亡くなられて、時間的にも精神的にも余裕がない方もいらっしゃると思います。
そのような方は、下の目次の必要な部分のみお読み頂き、大切な故人様とのお別れに大事なお時間をお使いください。
※目次の文章をクリックすると該当の項目にとびます。

また、どうしても「葬儀屋を比較検討する時間がない」「自分では葬儀屋を決められない」という方は小さなお葬式を選ぶのが安心です。

葬儀屋 比較表

葬儀屋名 遺体搬送 カード
分割払
火葬のみ
(直葬)
一日葬 家族葬 一般葬
よりそうお葬式 91,000円~
(76,000〜)
300,000円~
(270,000~)
399,000円~
(369,000~)
615,000円~
(585,000〜)
小さなお葬式 129,000円~
(79,000〜)
349,000円~
(299,000〜)
449,000円~
(399,000〜)
649,000円~
(599,000〜)
Story(ストーリー) オリジナルの「お別れ会」「偲ぶ会」のため全てカスタマイズ料金
やさしいお葬式 129,000円〜
(79,000~)
349,000円~
(299,000〜)
449,000円〜
(399,000~)
649,000円~
(599,000〜)
いい葬儀 斎場による 斎場による 斎場による 斎場による
心に残る家族葬 130,000円~
(123,636~)
304,545円~
(298,181~)
450,000円~
(443,636~)
自宅葬
359,090円~
(352,727~)

※全て税引き価格です。※( )内は資料請求・事前相談等を行なった場合の割引後の価格です。
※心に残る家族葬のみ、全て火葬料込みの価格です。

葬儀屋おすすめランキング

小さなお葬式

葬儀屋に迷ったら「小さなお葬式」

テレビコマーシャルや街中の広告で、非常に有名な葬儀屋です。
NHKの番組や報道ステーション、ミヤネ屋ほかでも取り上げられています。
高額になりがちな葬儀費用を徹底的に圧縮するため、その名の通り「小さくても心のこもったお葬式」をコンセプトに、分かりやすい家族葬プランを複数提供しています。
ほかだと追加費用になる物品やサービスも多く含んだ総額料金プランで明朗会計!

お客様満足度93.4%!提携式場は全国に4000以上!

全ての葬儀プランが事前相談・資料請求で50,000円オフも嬉しい!

やさしいお葬式

業界最安値水準でアフターフォロー充実

「やさしいお葬式」は業界最安値水準で一般葬から火葬式まで幅広いプランで依頼でき、顧客満足度も97%と高い水準を誇ります。

やさしいお葬式では、「ご遺族にやさしい」「お財布にやさしい」「故人にやさしい」の3つのやさしいを約束していますので、葬儀経験や喪主の知識がゼロの方も安心してご相談頂くことができます。

費用や満足度だけでなく、参列者リストの事前作成から葬儀マナーの相談も可能です。
葬儀の納骨に伴うお墓の相談の他、散骨できる「やさしい海洋散骨」や、相続について専門家へ相談できる「やさしい相続」など、充実したアフターフォローを提供しているため、安心してお任せいただけます。

「小さなお葬式」や「よりそうお葬式」のように生前予約特典はないものの、急なご逝去の場合は特に候補に入れたい葬儀屋です。

 

お葬式のむすびす(旧アーバンフューネス)

関東圏なら「むすびす」

1都3県(東京、千葉、神奈川、埼玉)に1200斎場以上を有する関東特化型の葬儀屋です。

お客様満足度97%と非常に高い評価水準を誇り「ガイアの夜明け」でも特集されました。

専属のエンディングプランナーが親身に事前相談に乗り、1人1人に合わせたプランを提案してくれます。

24時間電話対応も行っており、急ぎの相談にも乗ってくれるのが嬉しいポイントです。
葬儀業界としては初の「ハイサービス日本300選」を受賞。
葬儀後のアフターサポートも基本プランに含まれており、総額費用の安さで選ばれています。

いい葬儀

葬儀版「ほけんの窓口」

日本最大級の葬儀屋紹介サービスです。
東証一部上場の「鎌倉新書」が運営しています。(Storyの運営会社も鎌倉新書です)

提携葬儀屋は1051社、斎場で言うと5348か所と日本全国で見た時のカバー率は圧倒的です。
一括で3社まで提携葬儀屋の見積もりをしてくれます。

近場で一括比較をする際に利用したいサービスです。
ただし、あくまで「いい葬儀」は葬儀屋紹介サービスなので、実際のサービスの品質は紹介された葬儀屋に準じます。

とは言え、紹介する立場として、一定の条件を満たす必要はありますが、満足のいかない葬儀屋だった場合「全額保証制度」がついています。

 

Story(ストーリー)

世界に一つだけのお別れ会

故人とのお別れの新しい形「お別れ会」「偲ぶ会」に特化したフレッシュな葬儀サービスです。

一般的な葬儀、葬式という従来の形に囚われることなく「故人を思う人が故人との思い出を自由に表現できる場」をコンセプトにしています。
費用的な観点から葬儀は小さく家族のみで行い、関係者に向けて「お別れ会」を開く場合や、社葬などに強い会社です。

今後、葬儀の形も多様化してくると思いますし、専門のコーディネーターがしっかり相談に乗ってくれ、予算に合わせて組み立てをサポートしてくれるため、オーダーメイドの故人とのお別れを考えている方におすすめです。
また、メディアの注目度も高くNHK「クローズアップ現代」でも特集されています。

 

葬儀会館ティア

紫の看板が目印の急上昇株

関西、中部、関東エリアに多く式場がある葬儀専門会社です。
紫の看板、式場(ティア会館)を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

年間20,000件もの葬儀を行っており、どんな形態、どんな宗教の葬儀にも対応できるのがティアの魅力です。
また、積立金や年会費不要の会員制度「ティアの会」の会員数も増え続けています。
その数は、2022年12月の時点で47万人を超えました。

生前見積も対応しており、もしもの時に備えることもできます。

よりそうお葬式

NHKでも放送で話題

武田鉄矢さん・吉谷彩子さん出演のCMで知っている方も多いのではないでしょうか?

最安値76,000円からの分かりやすい葬儀プランが魅力です。
また、事前会員登録をしていれば、葬儀依頼をして満足がいかない場合「全額返金保証」がついているため、もしもの時のリスクを軽減してくれます。

お客様満足度94%!

提携式場は全国に5000以上!

公式サイトからの資料請求・事前相談で葬儀費用の割引も!

 

心に残る家族葬

小さめの葬儀におすすめ

比較的小さめで金額を抑えた葬儀に強い葬儀屋です。
全国3500以上の式場と提携しており、どの地域でも対応可能なのが安心ポイントです。

また、分かりやすい基本プランに火葬料や仏具などの本来オプション扱いになる費用も含まれており明朗会計!

ほか葬儀屋は税抜表示がほとんどですが、安心感のある税込表示で実際の費用が分かりやすいのは依頼主にとって良心的だと思います。

さらに、直葬限定にはなるものの、見積額を実費が超えた場合返金保証もついています。
派手さはないものの、サービス全体を通して依頼主に寄り添った安心感のある葬儀屋と言えます。

 

家族葬のらくおう・セレモニーハウス

関西・北陸エリアなら「らくおう」

関西・北陸エリアに強い葬儀屋です。
大きな斎場から、小さな斎場までカバーしているため、ご自身の状況に合わせた葬儀プランを実現できます。
特にこじんまりとした、小さめの葬儀を得意としています。

地域密着型で40年近くの実績があるため、その土地独自の葬儀の風習、関連施設との連携、手続き等もスムーズです。
無料会員登録と資料請求で最大150,000円の割引が入るため、利用する際はこの2つを忘れずに。

 

イオンのお葬式

葬式も「イオン」

皆さんご存知、大型ショッピングモール「イオン」が提供している葬儀サービスです。
全国4000か所以上の斎場と提携しています。

イオンカードでの支払い、もしくは無料会員登録時に登録できる「そなえ割」で大きな割引が入ります。

定期的に各地のイオンで「終活相談会」を行っているので、事前に葬儀の知識を得たい、不安を解消したい方は利用してみると良いと思います。

ただし、ランクインしているほか葬儀サービスと比較して格段に安いわけでもないので、イオンをよく利用している方は候補に入れてみる、程度で良いと思います。

 

そもそも葬儀屋とは?

葬儀屋とは、お葬式の一連の儀式をコーディネートし、実施に必要な物資の手配や業務の全てを執り行う会社のことです。

葬儀業界の闇

そもそも葬儀自体が、喪主側で行う事が少ないため相場が分かりにくく、費用が高くなりがちです。
しかも、葬儀はほかの式と違い、突然の不幸で急にお葬式が必要になることが多いです。

突然身内が急逝し、悲しみに暮れる間もなく病院から勧められた提携葬儀社に決めてしまい、後で後悔するケースも多々あります。

ただし、近年はこのブラックボックス気味な葬儀業界にもいろんな比較サービス(当サイトのような)や紹介サービスにより、だいぶメスが入り健全化が図られてきたように思います。

それでも、深く考えずに葬儀屋を決めてしまうと、後からの高額請求や嫌な思いをして、最後の故人との別れが台無しになることもあります。

最低でも3社は見積もりをとり、比較検討をして葬儀を依頼する葬儀屋を決めることをおすすめします。

悪い葬儀屋の特徴

では、悪い葬儀屋とはどのような特徴があるのでしょうか?
いくつか代表的なものを紹介していこうと思います。これに当てはまったら要注意です。

葬儀費用の詳細な見積もりが出てこない

前述の通り、葬儀業界はブラックボックス気味な要素が多くあります。
しかし、優良な葬儀屋では料金体系が明確化されているため、細かい部分まで見積もりを作ることが可能です。
逆に言うと、詳細な見積もりでない場合、あとから追加費用を請求されて予算を大幅にオーバーする、といった事態に見舞われる危険性があります。

追加費用が多い

これは一概に葬儀屋自体が悪い、というわけではないことも多いのですが、特に格安を謳う葬儀屋では注意が必要です。
表見の金額は安くても、一般的に必要な物品やサービスが入っておらず、オプション化されていて、それを全てつけるととんでもなく高額になる、というのはどの業界でもあることです。

事前見積もりで、葬儀プランにどこまで入っているのか?どこから追加オプションなのか?というところは確実に施主様サイドでも聞くようにしましょう。

どうしてもこのような比較検討をする時間が無く、すぐに総額を把握して依頼したい場合は
ランキングでも紹介した「小さなお葬式」のスタッフに相談すると安心です。

希望に沿ったプランを提案してくれない

こちらが希望した規模、予算感等に見合わないプランを提示してくる葬儀屋もあります。
これは、葬儀屋サイドが売りたいプランがあり、施主様の意向を沿っていないケースと、担当者の知識が浅く提案力が低いケースの二つが考えられます。

このような場合はほかの葬儀屋もすぐに検討したほうがいいでしょう。

葬祭業には葬祭ディレクター技能審査という厚生労働省が認定している制度があります。
この制度は、葬祭業に従事する人々の知識・技能の向上を図るための試験で、試験結果に基づき、葬祭ディレクター(1級、2級)の認定が行なわれます。

経験豊富な葬祭ディレクターがいるかどうかも、良い葬儀屋、悪い葬儀屋の差として表れてきますので、覚えておきましょう。

斎場の設備が充実していない

葬儀を執り行なうとなれば、身内で小さく行う葬儀でない限り、身内以外の方も多くお見えになります。
その際に、ご遺族の方が使用する控室やその他設備が整っているかもとても重要なポイントです。

もちろん、最低限の規模で行う場合はあまり重視しなくていいので、あくまで一定数以上の方が参列される式の場合は重要視しましょう。

地元の評判が悪い

葬儀は地域ごとに風習やしきたりが異なるため、地域に根ざした葬儀社を選ぶことも大事になってくる場合もあります。
当たり前ですが、
地元での評判はとても重要です。

地域密着型の葬儀屋にお願いする場合、知り合いに評判を必ず確認するようにしましょう。

葬儀を実際に経験した人の悩み

では、どのような葬儀屋が「優良な」葬儀屋と言えるのでしょうか?
そちらを説明する前に、実際に葬儀を経験した人の不満や悩みについて見てみましょう。

葬儀屋への不満

実際に多く寄せられている不満をまとめてみました。代表的なものには下記のようなものがあります。

  • 費用の中に、葬儀に不要なものが含まれていた。
  • 見積もり費用の項目が不明瞭で高い。
  • 安いプランを希望しているのに高価なプランばかりを勧められた。
  • 安い予算を希望したら、突然態度が変わった。
  • 花が枯れていて使いまわし感があった。
  • 淡々と事務的で遺族に気持ちや態度が寄り添っていない感じがした。
  • 遺族への配慮が足りない。
  • 葬儀の知識や経験が足りないようだった。
  • お寺の住職を呼ぶ必要があったが教えてもらえなかったので更に費用がかかった。
  • クレジットカード・分割払いが使えない。

葬儀を経験して困ったこと

次に、葬儀を経験して困った事の声としては下記のものが多く見られます。

  • 葬儀の手順が分からない。
  • 通夜・告別式の接待の仕方や手配がわからない。
  • 僧侶への心づけやお布施の金額。
  • 思ったより参列者が多く見積もり以上に費用がかかった。

葬儀における問題点

上記をまとめると、以下のような問題点が挙げられます。

  • 葬儀費用が想像以上に高くなりがち。
  • 適正な葬儀費用相場が分からない。
  • 喪主側に葬儀の知識が無く不安。
  • 通夜や葬儀の準備対応での喪主側の負担が多すぎる。

優良な葬儀屋とは?

以上の問題点をクリアにしてくれる、もしくはそのサポートを適正価格でやってくれる葬儀屋が「優良な葬儀屋」と言えるでしょう。

特に通夜や告別式は、遺族にとって大切な故人との最後のお別れをし、気持ちを整理する大切な時間です。
そのお別れに集中できるよう、遺族の気持ちに寄り添い、サポートをしてくれる葬儀屋を選びたいところです。

もちろん、金額が適正で明朗会計であることも重要ですし、支払い方法が充実しているかも重要なポイントとなってくるでしょう。

遺族の希望に沿っていれば、比較的高いプランを勧めてくることも一概に悪いことではありませんが、希望に沿わない形で高いプランばかりを勧めてくる葬儀屋には注意が必要です。
また、安いプランを希望した途端、態度が変わる担当者も実際にいた、という口コミも多くありましたので、そのような場合は他の葬儀屋も検討したほうが良いでしょう。

以上のことから、優良な葬儀屋のポイントは下記になります。

  • 高いプランばかりを勧めず、明朗会計 。
  • クレジットカード払い・ローン・分割払い などの支払い方法が充実している。
  • 喪主の希望を良く聴いて適切な提案やアドバイスをしてくれる。
  • 間違えそうな事や事前に知っておいたほうがいいことなどは、先回りしてアドバイスする。
  • 遺族の気持ちに寄り添い、配慮する。

葬儀屋の選び方

では、どのようなポイントを押さえていけば葬儀屋選びで失敗しないのか?という部分を説明していきます。
ご自身の状況をイメージしながら読み進めてください。

どんなお葬式をしたいか

まずあなた自身がどのようなお葬式にしたいのか?という部分を可能な限り明確にしておくことが重要です。
主に
・宗教的な希望があるのか?(仏教式葬儀、キリスト教式葬儀、神式葬儀、創価学会式葬儀など)
・低予算で身内だけで小さく行いたいのか?
・逆に、こだわりの強いオーダーメイドの葬儀にしたいのか?
・どのくらいの規模で行いたいのか?

大きな括りで言っても上記のポイントは考えておいたほうがいいでしょう。
葬儀屋も得手不得手がありますので、例えばとても大規模な葬儀を行いたいのに、低予算でシンプルな葬儀を得意とする葬儀屋に依頼してしまうとミスマッチが起こる可能性が高いです。

まずは自身の希望を明確にしておきましょう。
逆に希望が無い場合は、ランキングで紹介した優良葬儀屋に相談に乗ってもらい、自身の希望を明確化していくことをおすすめします。

明朗会計か・予算に合うか

仮にとても素晴らしい葬儀サポートを受けたとしても、それが適正価格でなく、金額内訳も不明瞭で明朗会計でない場合、金銭的な負担、精神的なストレスも大きくなってしまうでしょう。

「悪い葬儀屋の特徴」の項目でもお伝えしまたが、見積もりの項目が不明瞭でないかは必ず確認しましょう。
また、自分の行いたい葬儀に対して、相場的に割高なのか割安なのか?は地域によっても異なってきますので、必ず複数社に相談や見積もり依頼をし、比較検討をすることで余計な支出を抑えることができます。

合わせて、見積もり時に「後から必要になるお金はないか?」「最低限つけておいたほうがいいオプションはないか?」というのは必ず確認し、表見のプラン金額ではなく、総額費用で比較検討を行いましょう。

支払方法が選べるか

統計によると、葬儀費用の全国平均は120万円ほどというデータが出ています。
(2010年ごろは150万円ほどでしたので、これでもかなり下がっては来ています。)

突然ご家族がご逝去され、悲しみにくれる中、120万円という費用が現実的に必要になるのです。

金銭的に余裕がある遺族の方ですとそこまで気にする必要はないかもしれませんが、安い葬儀屋の火葬のみのお葬式であっても総額10~20万円程度は必要になります。
支払いで困らないように、分割払い・カード払い等、支払い方法が選べる葬儀社をおすすめします。

担当者の知識が豊富か

ほとんどの人は葬儀について詳しくないのが普通です。なぜなら、葬儀の喪主側になる事はめったに無いからです。
当たり前ですが、その慣れていない葬儀について、必要な知識や葬儀の手順の伝達など、トラブルになりそうな事はさりげなく先回りして助言してくれる知識や経験が豊富な葬儀屋が理想です。

しかも、精神的にもダメージが大きく、かつ時間が無い中で葬儀の手配を進めていくことが喪主側の方には必要になってきます。

そんなセンシティブな状態で、担当者が事務的な態度だったり、流れ作業的な印象を受けると大切な葬儀が台無しになってしまうでしょう。

故に、葬儀屋には遺族の気持ちに寄り添う態度が求められます。

正直ここに関しては、直接人間が関わることなので、葬儀屋ごとだけでなくその地域の斎場の担当者によっても違いがあります。

誤解を恐れずお伝えすると、いい葬儀屋、悪い葬儀屋であっても担当者ベースで「当たりはずれ」があるわけです。
1社だけしか相談をしていないと、担当者が「いい担当者なのか?そうでないのか?」ということも分からない可能性がありますので、必ず複数社に見積もり相談を行い、担当者がご自身の気持ちに寄り添ってくれる方か?というのは見極めておきたいところです。

大手の葬儀屋と中小の葬儀屋、どちらがいいの?

テレビCMをバンバン打っている大手と、中小の葬儀屋のどちらがいいか?ということについて気になる方もいるでしょう。
結論から言うと、どちらがいいとは一概に言えない、です。

大手の葬儀屋であっても、中小の葬儀屋であっても、良い担当者に巡り合えることのほうが、よほど重要なポイントとなります。

大手の葬儀屋は、研修マニュアルがしっかりしており、スタッフの対応水準も一定レベル以上あること、経験豊富な葬祭ディレクターが多く、会館などの設備が充実している点が強みです。
一方、中小の葬儀屋では、ご葬儀前の打ち合わせからアフターフォローまで、すべて同じ担当者が対応するケースが多く、ご遺族に寄り添った親身なサポートを期待できます。
つまり、どちらも一長一短で、大手か中小かはあまり気にせず、前述の「葬儀屋の選び方」のポイントを重点的にジャッジしてベストな葬儀屋にお願いすることをおすすめします。

葬儀屋 大手 売上ランキング

大手か中小かはあまり重要ではない、と言ったものの、売上を大きくあげている葬儀屋には必ず理由があります。
何かしらの優位性がほかサービスと比べて無ければ、当然依頼はされませんし、売上も大きくなっていきません。

また、売上が大きいという実績は、ある程度のサービスレベルの担保にもつながるところではありますので、葬儀屋選びの参考になさってください。※数字は年間売上額

ベルコ

475億円

冠婚葬祭業で国内最大手。
3位のセレマもベルコグループである。
全国で年間40,000件もの葬儀を手がけている。

日本セレモニー

342億円

山口県下関市に本社を置く、冠婚葬祭事業者。
「典礼会館」の運営会社であり、こちらの名前のほうが聞き覚えがある方も多いかもしれない。
同業他社への積極的なM&Aを行っており、傘下に収めた12社で「愛グループ」を結成している。

葬儀屋の種類

葬儀屋も実はいろんな種類があります。一つ一つ見ていきましょう。

葬儀専門業

葬儀専門業者は最も一般的なタイプの葬儀屋です。
主に葬儀のサービスを提供することに特化した業者で、都市部では斎場を所有していないことが多いため、提携している斎場を借りることが多いです。斎場を持っていない業者は維持費がかからず、料金が安くなる傾向があります。一方、斎場を所有している業者はそれにかかるコストを反映した価格設定となることが多いです。
また、ギフト会社、仕出し業者、霊柩車の会社など関連する他社と提携し、その取りまとめも行います。

冠婚葬祭互助会

冠婚葬祭互助会は、簡単に言うと積み立て前払いのシステムで、冠婚葬祭のサービスを受ける際に通常よりも安い価格でサービスを受けられる方式です。毎月少額を積み立てることで、特定の掛け金を累積していきます。
ただし、葬儀にかかる全費用がカバーされるわけではないことが多いため、どの部分がカバーされているかの確認が必要です。
ベルコ、愛昇殿、典礼会館等、多くの冠婚葬祭業が互助会を運営しています。

JA・生協

農協や生活協同組合が組合員向けに提供するサービスです。専門業者と提携している場合や、自ら葬祭事業を運営している場合もあり、大抵の場合は葬儀屋に直接サービス依頼をするよりも安価です。

また、一定の条件を満たせば(葬儀について事前相談をする、出資金を支払うなど)会員でなくても利用できる場合があります。

葬儀の仲介業

ネットやテレビCM等を利用して全国展開しており、当サイトでも紹介しているタイプの近年増えている葬儀屋形態です。
自社で葬儀の実施は行っておらず、葬儀を受注すると近場の提携葬儀屋を紹介し、その葬儀屋に直接申し込むよりも安く利用できます。
火葬式・家族葬・一日葬・一般葬とプランが用意されているので明朗会計で安価なのがメリットです。
また、ひとつひとつ自身で葬儀屋を調べる必要がなく、要望に合わせてベストな葬儀屋を紹介してくれるのも嬉しいポイントとなります。

ただし、全国一律のサービスを提供している場合が多く、地域・個別の事情への細かい対応が難しい場合があることは留意しておきましょう。

葬儀とは?

葬儀は人の死を弔う儀式であり、一般的にはお葬式と同じ意味として知られています。
宗教的な背景を持つ場合、故人の魂を弔うための宗教的な儀式として執り行われます。
ここでは葬儀の喪主(主催者側)になる方のために葬儀について解説していきます。

一般的な葬儀の流れ

2日間にわたる一般的な葬儀(お葬式)では、通夜式→葬儀・告別式→火葬の順番で行われます。

葬儀と告別式の違い

葬儀は故人の魂を弔うための宗教的な儀式となります。
告別式は、生前付き合いのあった人たちが故人にお別れをするための社会的な式典です。

告別式は葬儀と一緒に行われる事が多いので混同されがちですが、葬儀とは別に、「お別れ会」や「偲ぶ会」といった形で行われることもあります。
※「お別れ会」や「偲ぶ会」ならStoryが間違いなし!

葬儀の種類

直葬(火葬式)

直葬(火葬式)とは通夜や告別式等の葬儀形式を省略し、火葬のみを行うシンプルな葬儀の形を言います。
火葬場の火葬炉の前で簡単な形で故人とのお別れが行われるのが一般的です。
葬儀費用も安価に抑えられ、選択肢としては一番安く済むので近年増加傾向にある葬儀の形態です。
特に、人が集まりづらかったコロナ禍では非常に利用者が伸びた方式となります。

一日葬

一日葬とはその名の通り、通夜式を省略し、告別式から火葬のみを1日で完結させる葬儀の形式を言います。

家族葬(小規模葬)

家族葬とは参列者1~30名程度の身内や友人だけで小規模に行う葬儀です。
通夜式、葬儀・告別式、火葬と2日間に渡って行われます。
また、「家族葬というと家族しか参列できないのではないか?」と思われる方ももいらっしゃいますが、家族以外が参列しても問題はありません。
単純に、一般葬よりも規模が小さい葬儀の形態とお考えください。
落ち着いた雰囲気の中で、故人のことをよく知る人たちだけでゆっくりとお別れができるのが特徴です。

一般葬

一般葬とは昔ながらのお葬式で参列者はご近所の方や知人、喪主の職場関係者等、参列者の範囲や人数の規模が、家族葬よりも大きくなるのが特徴です。一般的な「お葬式」のイメージはこの一般葬が一番近いのかな?と思います。

家族葬と同じく1日目にお通夜を、2日目に葬儀式・告別式と火葬を執り行うのが通例となっています。

密葬

密葬とは古くから存在する葬儀様式の一つで、家族葬と同じように身内だけで火葬まで小規模に行う葬儀ですが、後日本葬を行うのが前提になります。

著名人や会社の役員など、参列者が多数予想される場合に、まずは身内だけの密葬で故人にお別れをします。
そして後日、本葬で多くの参列者をお招きする事が多いです。

社葬

社葬とは大きな会社の社長や会長などが亡くなった場合に会社が費用を負担して行う葬儀です。

近年では密葬として通夜・葬儀は身内だけで行い、社葬は告別式として行うことが多い傾向にあります。

団体葬

団体葬とは故人が生前所属していた団体が費用を負担し、主導して行う葬儀です。
前述の社葬も団体葬に含まれます。

合同葬

合同葬とは会社と遺族が費用を半分ずつ負担して合同で行う葬儀です。
同族会社の社長や会長が亡くなった場合に行われる場合があります。

助葬

助葬とは身よりが無く葬儀を行う縁者、身内がいないご遺体を、葬儀屋や社会福祉法人等が代わりに手配し、火葬から埋葬まで行う葬儀の形式を言います。助葬費用は一定の範囲内で、各自治体から給付金が支給されます。